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作品詳細

ISBN:978-4-7576-0876-4 C3381
けいしきごけんきゅうのげんざい
研究叢書499 形式語研究の現在
定価(税込): ¥14,040
表紙 著作者よみ ふじたやすゆき/やまざきまこと 
著者名 藤田保幸/山崎 誠 編 著書検索
出版社 和泉書院 近刊 新刊
発売日 2018年05月24日
ジャンル 文法
判型A5/608頁
形式語(転成形式)を対象とする、現代日本語文法・文法史・コーパス言語学・方言研究・対照研究などさまざまな立場からの最新の研究論文28編を収め、形式語研究の現在の水準を示した論文集である。2006年刊行の『複合辞研究の現在』、2013年刊行の『形式語研究論集』を承けて、その後の研究の成果を集約した。日本語文法研究の現在を知るうえで必読の書である。資料として「方言の形式語関係文献目録」を付す。

目次
はじめに
【研究論文】
古代語における形式用言を用いた複合辞とその用例       小田 勝
中古語の複合辞ニソヘテについて               辻本桜介
近世における副詞「なんと」の働きかけ用法
―感動詞化の観点から―                   深津周太
逆接確定辞を含む[接続詞]の歴史              矢島正浩
「頃」の用法と歴史的変化―現代語・中古語を中心に―     岡崎友子
明治・大正期のニオケル
―連体タイプと非連体タイプの消長―             三井正孝
「(だ)からこそ」「(だ)からといって」「(だ)からか」について    馬場俊臣
経緯を表す「〜というので」という言い方について       藤田保幸
比例関係を表す形式語の表現
―「につれて」「ほど」「だけ」「すればするほど」などをめぐって―
                              森山卓郎
「分」の副詞用法と名詞用法                 江口 正
〈対立〉と〈並立〉―「取り立て」の体系構築をめざして―   藪崎淳子
使役動詞「V-(サ)セル」の状態詞化
―使役動詞性の希薄化のひとつの類―            早津恵美子
性質・状態・動作を表す名詞述語文の「連体型」と「単独・連用型」
―「文末名詞文」の解消―                  丹羽哲也
複合辞の「ものだ」と「ことだ」について
―形式語としての「もの」「こと」の観点から―        高橋雄一
分析的な表現手段の存在意義―可能性の形式をめぐって―    宮崎和人
現代日本語における「動詞+〈其他否定〉表現」構文の実態   茂木俊伸
時代小説におけるノデアッタ・ノダッタ            揚妻祐樹
「〜テございます」の使用傾向の推移
―「〜テある」「〜テいる」との対応関係に注目して―     服部 匡
国会会議録における質問終了場面の敬語            森 勇太
形態論的特徴から見た複合辞
―『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の形態論情報を利用して―
                              山崎 誠
西日本方言における「と言う」条件形の提題用法
―富山県砺波方言の「ユータラ」と広島県三次方言の「イヤー」―
                             小西いずみ
関西方言の知識共有化要求表現の地域差
―ンヤンカ類のバリエーションの発生メカニズム―       日高水穂
関西方言における名詞・形容動詞述語否定形式
ヤナイ・ヤアラヘン・トチガウの諸用法            松丸真大
形式語と虚辞                        山東 功
中級以降で指導が必要なテシマウの用法について
―学習者と母語話者の使用状況調査に基づく考察―      砂川有里子
形式名詞「つもり」と意志表現―中国語と対照して―      中畠孝幸
日本語における単一格助詞「に」を伴う複合格助詞と
それに対応する朝鮮語の表現について
―対照言語学からのアプローチ―               塚本秀樹
日本語系クレオール語(Yilan Creole)の形式動詞・覚書     真田信治
【資料】
方言の形式語関係文献目録                 小西いずみ

著者略歴
藤田保幸(ふじた やすゆき)
龍谷大学文学部教授 博士 (文学)
主要著書・論文:『国語引用構文の研究』(和泉書院、2000・
12)、『引用研究史論』(和泉書院、2014・5)、『複合辞研究の
現在』(共編・和泉書院、2006・11)、『形式語研究論集』(編
著・和泉書院、2013・10)、「森鴎外初期言文一致体翻訳小説の
本文改訂から見えてくるもの」(『国語語彙史の研究』第24
集、2005・3)

山崎 誠(やまざき まこと)
国立国語研究所研究系言語変化研究領域教授 博士(学術)
主要著書:"A Frequency Dictionary of Japanese"(共著、
Routledge、2012)、『書き言葉コーパス―構築と設計―(講座
日本語コーパス2)』(編著、朝倉書店、2014)、『テキストに
おける語彙的結束性の計量的研究』(和泉書院、2017)

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